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佐々木明里FB

男性も、どうしたらいいのかわからないだけなんだ

自分の気持ちを伝えようとしているだけなのに、
パートナーが聞いてくれない、
伝えようとするほどに逃げようとしていくと感じて、
不安になったり、悲しんでいるすべての女性へ


どうしてそうなってしまっていたのか、
男性である僕もわからなかったんだ。


どうして、


女性の言葉が聞こえなくなったりしていたのか…
上手く受け取れなかったのか…
重荷に思えたり、
責められていると感じてしまっていたのか…

なぜ、


女性が僕に向けてくれる信頼や
好き」「愛している」「大切だ」という言葉でさえ
苦痛だったのか。



これは、最近やっとわかったこと。

男性の中でこういうことが起こってしまうのは、
男性が、「上下の世界」にいるからです。



「自分は、まったく対等な世界観にいなかった・・・?」
「俺は、上下の世界にいた!?」



ほんの数週間前、それに気づいたときは、衝撃でした。
青天の霹靂。
口が開いたままふさがらなかった。


自分の中に女性蔑視があったことなんて、
わかっていなかった。


「なんだこれは!?」


まるで、呪いが解けた瞬間。笑



抜け出てみると、
対等の関係なんて、
一人の人間として当たり前のことだ。

こうしてわざわざ言うのすら、恥ずかしいくらい・・・笑


一緒に関係を育んでいく一人の人として女性を見て、
コミュニケーションしていい。
気持ちを伝え合っていい。
話し合っていい。


もう、気づいてみれば、当たり前のことだ!


でもそれに気づいたとき、
深く、深く、ほんとーに深いところから、


癒されていきました。
救われるのはむしろ男性の方だ!と言いたくなるくらい、救われたんだ。



上下の世界にいると、人間は対等だという当たり前が分からなくなります。



女性が対等にコミュニケーションしてくれようとしてくれること。
気持ちを伝えてくれようとすること。
もっといい関係をつくろうと何かを提案してくれようとすること。


上下の世界にいる男性にとって、
それは「下」から「要求された」と感じる体験であり、
自分の立場を脅かされていると感じる体験です。


女性が対等だと感じ、
その立場から普通にお願いされても、

「なんで、できないのよ!ダメな男ね!応えなさいよ!」

という激しい要求に聞こえてくる。笑
怒鳴られ、責められ、立場が逆転するのではないかと不安になる。笑

「ちゃんと守ってもらっていないわ」
「しっかり養ってよ」
「あなたに満足させてもらってないのよ」

と思われていると上下の世界にいる男性は感じてしまう。

同時に「俺は女を守ってやっているんだ!」という自分のイメージにヒビが入ります。
そして、そのイメージ通りの自分だと感じる為には、
この要求も受け入れなければならないのか…というように
負担と義務に感じられます。


「要求される」こと
「守ってやれているという自己イメージが崩れること」は、
「上」にいる男性にとっては、
自分が「上」ではなくなることです。

上下しかない世界観では、
上でなくなれば「下」になります。
上か下、そのどちらかしかないからです。
だから、守ってやっていたという上の立場から、
ダメな男という下の立場に、
一気に突き落とされてしまうんです。


だから、女性にとっては普通の、対等なコミュニケーションが
男性にとっては「自分の立場を脅かされている」と感じられる体験になるのです。


下になると上下の世界にいる男性は、
自分の中の何かが折れていく。


ダメな人間になってしまうのです…


その「下」になってしまうことへの恐怖は、
もしかしたら、女性には理解できないほどのものかもしれません。
上下の世界にいる男性にとっては、


女に負けた。
自分はダメだ。

そう感じることは、「二度と立ち上がれなくなるほどのショック」なのです。笑
実際に、ちょっと失敗した途端、急に覇気がなくなり、
働けなくなっていく男性の話なんてたくさんあります。



上下の世界観にいる男性の中では

女に負ける=下=ヒモ?女にも勝てないやつ?敗者?服従?


という風に連鎖したりするんです。


だから、上下の世界にいる男性が、
「女に負けるかもしれない…」と思うと、
その可能性に耐えられなくなり、
無意識が心を守るために、
頭を動かさないようにする。


怖い。聞こえない。
何を言っているかわからなくなっていく。
心が拒否していく。

これ以上聞きたくなくなる。


「下」になる恐怖へのスイッチが入り、
男性は、頭が真っ白になっていくんです。



僕が上下の世界観の中にいたとき、
心のどこかでは苦しいと感じながらも、
どうしたらいいのか、まるでわかりませんでした。

こういうものだと思っていた。



対等な関係を持とうとする女性を近づけないようにするしかなかった。

・・・だけど、魂は対等を求めていたから、自立した女性に惹かれていった。

そうすると、自立した対等な女性は僕を脅かす…

混乱していたのだと思う。



対等な世界に抜け出て初めて、
女性は要求していたわけではなかったことを知りました。


お互いの関係を育みたいという、
愛の表現であり、配慮だったことに気づきました。
(というか、ただ気持ちを伝えてくれているだけだった。笑)

そして女性が今まで、男性の僕に対して、

「重くならないように、重くならないように・・・」

と努めながら、どうしたらいいのかわからずに戸惑っていたことも知りました。

 
対等な世界観に抜け出した今、何言われてもぜんぜん重くならん。笑
むしろ、解放されて軽くなっていく。笑


愛されることも、
優しくされることも、
怖くなくなっていきました。

(愛されることは負けることで、愛することが勝者の証だと感じていたのでしょう
・・・あぁ。恥ずかしい。笑)


前よりも優しくなれるようになったし、
コミュニケーションも、
愛することにも、
苦痛がなくなり、
ただ心から喜びを感じられることに変わっていきました。


そもそも、暴力や腕力が重要ではない現代社会において、
「守る」必要なんてなかったんだ。
そのくらいの強さ、たいていの女性は持っている。
女性は弱い存在と決め付け、心配して、
こんなあたりまえの事実すら見えてなかったんだ。
女性を信頼していなかった。
本当に女性に対して失礼なことだと、今はわかるのです。
(というか、守ってやっているって…押し付けがましいわ!笑)

女性を、信頼することができるようになった。




そして、

プライドがとけてなくなりました。

謝ってもOK。
勝たなくてもOK。
すごくなくてもOK。
(上下の世界観にいたころは、
謝る=敗北宣言=下
勝っていない=下になる可能性が高まる。でした。笑
だからできるだけ避けたかったし、
謝る時も、負けそうになる時に急に頭が動かなくなっていっていました。)


優越感やプライドは、男性の本質ではないんです。
上下の世界観のなかにいるからこそ、
優越感やプライドを守らなければいけなくなるんです。


世界が、視界が変わっていった。
対等で良いと知った、あの時の解放感はいまだに忘れられません。
一気に、いろんなものが氷解していく・・・


一緒に協力し合っていいんだ。
一方的に女性を守るために踏ん張ったり、
無理な努力をしなくてもいいんだ。
話し合って作っていっていいんだ。


そのことに、
深く深く救われたのです。


対等でない関係に苦しんでいるのは、
女性だけではありません。
男性も、無意識のうちに苦しんでいます。

対等でない世界観は、あらゆるところに無意識にはびこっていて、
じっくりと時間はかかるかもしれないけれども、
男性は上下の世界観から抜け出すことはできる。
なによりそれは、男性も解放されることなのです。



対等でない世界観から抜け出し、
救われた男性がひとり、ここにいます。 
このことが、あなたにとって希望になりますように◎



愛を込めて。



※この文章は、原案を大垣迅平(男性)が考え 、
佐々木明里(女性)が大きく加筆修正することで書かれた男女共著の文章です。
※シェア・拡散歓迎(このFBの記事URLが下にあります♪)。
必要な人にこの「希望」が届きますように。

 

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