トップページ 文章コンテンツTOP コラム目次
FB過去記事まとめ
昔のブログから
ブログ
佐々木明里FB

「男とは」「女とは」と書いているワケ

私たちの男女共著シリーズは、
一見すると「男とは」「女とは」と書いているように見えると思います。
男女のコミュニケーションのマニュアルのように・・・。

男はこう考えるのだ、
女とはこういう性質、
そう決め付けているようにすら、見えることがあるかもしれません。

でも、
私たちが伝えたいのは
「男とは」「女とは」
そこから抜けようよ、ということなんです。

だって、男も女も35億人以上!!いるんです。
男とか、女とか、そんな言葉では片付けられないほど、
ひとりひとりは個性的なはず。

では、どうして「男性は」「女性は」と、書いているのか。



それは、今の社会に「男性」という性を持つ肉体、
「女性」という性を持つ肉体を持って生まれ、
成長していく過程で、
いろいろなものを「身につけてきている」という面があるからです。

男性としての自分はこうあるべき、
女性だからこういうことをしなきゃ。

「上下の世界観」というのも、そのひとつです。

そこから生まれる、
「男」の役割、
「女」の役割。
それを生きようとすること。

そのために、
男性は女性を守ろう・幸せにしよう!(上になろう)とし、
女性は良い妻でいよう…(下に入ろう)としてしまう、そのはたらき、構造。

「自分は男、という存在だ」
「自分は女、という存在だ」と認識し始めたそのときから、、、


この世界で生き抜くために、
周りの世界を観察し、
「こういうときはこうすることが普通」
を、必死になって理解しようとしてきた私たち。

吸収した情報量は、ものすごいものがありますよね。

親から、
周りの大人から、
本、漫画、ドラマ、テレビ、
いえ、それだけではないありとあらゆるものを通して・・・
いつの間にか、すりこまれているもの。

ほかにもたとえば、
小さいころ、服を選ぶとき。
(男の子は青、女の子はピンクとか・・・)
それから、おもちゃを選ぶとき。
そこにも小さな男女差があったり・・・

言葉つかいだったり、振る舞いだったりを直されたことも、覚えがないでしょうか?

もしかしたらそんなものまで、
私たちに大きな影響を与えているのかもしれません。




男性の性質といわれるもの(たとえば、プライドが高いとか)、
女性の性質といわれるもの(たとえば、受身的だとか)も・・・

私たちは、上下の世界を生きるために、
発達させてきた部分もあるのではないかとも思っています。
(もちろん、肉体から来る性質も一部ではあるとは思いますが…)

努力して身につけてきた面があるとしたら、、、
無意識のうちに無理をしている部分があるかもしれないということです。

そしてそれによって自分のなかでズレや違和感に苦しんだり、
いろいろな不都合が起こっているのかもしれない。

男性は上に、女性が下にいるという、
この上下の世界観にいることで、
私たちは苦しんでいるかもしれない。


実際に、男女のコミュニケーションのなかで、
上下の世界観にいることですれ違っている部分は、とても多いのです。


そもそもの前提が違うから、
真意は相手に伝わらないまま、相手が傷ついたり。
大きな誤解があるのに、誤解していることに気づかないまま。
ただ、「どうしてわかってくれないんだろう!」とお互いに怒り、悲しみ。
上手くいかずにあきらめ、
愛していたはずが一緒にいて辛くなっていく。


「こんなはずじゃなかったのに・・・!」


特に「結婚」という制度や出産をスタートにして、
それが多く起こっている・・・
(結婚という契約により、男女の役割や上下がはっきりしてしまうからです)


お互いに惹かれあい、
一緒に生きていきたいと願った男女は、

本当は、

一人の人間という「あなた」という存在を、

愛したかったはずなのです。
いえ、愛しているのです。



隔たりは、埋まります。
すれ違いは、理解しあえます。
男女でも、分かり合うコミュニケーションは、可能なんです。

言ってみれば、ごくごく当たり前のことです。
人間の、基本的なところかもしれません。

私たちは、対等な存在として人とコミュニケーションをすることを、
深くでは求めている・・・。

私たちの魂は対等な関係を望むのです。

とはいえ、、、
私たちの周りを見れば、今の世界は上下の世界観にあふれているのに、気づきます。

上下の世界観が原因で上手くいかないコミュニケーションの中でも
一番「上手くいっていないこと」が、
男女のお互いのコミュニケーションだと思っているからこそ、
私たちは男女で対等な世界観、と話してはいますが、

会社では、サービスの与え手・受け手、上司・部下
家族間の関わりも、養うもの・養われるもの
障害者と健常者、なども、もしかしたら、、、
上下の世界であるからこそのすれ違いに、悩んでもいるのかもしれません。

それを今すぐにすべて変えることは難しいかもしれません。
(というかたぶん無理。笑)
でもパートナーの男女という小さな世界なら、できるかもしれない・・・


そう思うからこそ、私たちは「男とは」「女とは」という言葉を使いながら、
上下の世界観について書き始めたのです。


今、この時代、、

いろいろな形で、色々なところで、
少しずつ、一人ひとりが生きやすい世界に変わってきています。

男女だって、
もっともっと近づけるはず。
心地よい関係を築いていけるはず。

私たちもその事例のひとつであり、
これからもっともっと増えていくはずですよね。

お互いが、お互いを知ろうとしながら、お互いの想いの重なり合うところを探りあいながら、
生きていけるんです。

道は長いかもしれません。



でも、

その先に、たくさんの可能性と、
喜びが、待っている。



あなたにも、この希望が届きますように◎

 

Page Top