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結婚すると男性は変わる?

「俺はこの人を幸せにする!」という男性の決意。
女性にとっては「私、愛されてるんだ…」と幸せに満ちていく日々。


ドラマの中でも、
本の中でも、
映画の中でも、
そして街の中でも・・・


結婚は、「ついに」幸せが訪れた瞬間。
そんなストーリーにあふれていますね。


でも、現実は・・・


「結婚する前は好きとか愛してるとか言ってくれてたのに、結婚したら変わってしまった・・・」
「スキンシップもなくなったし・・・」


結婚を機に男性が変わってしまった。

・・・よく聞く話です。
(女性の退職や出産がきっかけになることも)




急に冷たくなり、
好きや愛しているを言わなくなり、、
スキンシップが減り、
まるで「釣った魚にエサをやらない」ような態度。


なぜでしょうか?
男性は冷めてしまったのでしょうか?
愛さなくなってしまったのでしょうか?




不思議なことに、このとき男性は、態度が変わったという自覚はありません。
自分の態度が変わった(冷たくなった)とは、思っていません。


それどころか、
より「愛を与えている」つもりですし、
「さらに頑張っている」つもりなのです。



「俺は、妻を幸せにする!」
「俺は、家族を養っていく!」
「俺は、一家の大黒柱になる!」


むしろ「ポジティブな変化」をしたつもりなんです。



ではなぜ、冷たくなったように見えるのでしょうか?



決意して、
覚悟して、
幸せにすると決めたのに…


実は、男性も迷宮入りしてしまっているのです。
(もしかしたら、この文章を読みながら、頭がうまく働かない男性も沢山いるかもしれません。 )

結婚、出産、女性の退職のタイミング、、、
こうした瞬間、男性は決意します。
「こいつを養っていくんだ!」
「頑張っていくぞ!」
そして、いつの間にか、女性を守らなければならない存在にしてしまうんです。


養わなければ幸せにしなければ「自分には女性を幸せにする責任がある」と感じます。


その瞬間、女性を喜ばせ、幸せにすることが「義務」になってしまうのです。
そして、女性が「重荷」で「背負う」ものになってしまいます。



言葉の聞こえ方が変わってきます。

「私のこと好き?」

以前はニタニタしながら「好きに決まってんだろー」と答えていたはずの女性のこのセリフも、
急に「あぁ、好きだよ。」と言わなければいけない、義務に聞こえてきます。


ストレートな「感情表現」であった「好き」が、
「俺は相手を幸せにしなければならない」のだから、
「好きと言って喜ばせなければ」という「義務」になるのです。


以前は「好き」と言われれば、
「あぁ、気持ちがこっちに向いているんだな」と想い、嬉しい。
「愛している」と言われれば、「俺も愛しているよ」と伝え、愛を育めた・・・
なのに、「愛している」も「好き」も、ぜんぜん違う印象に聞こえてくるんです。
「あぁ、好きって言わなきゃ…なんか、胃が重い…あぁ、ダメだ…言えない…
とりあえず、ありがとうって言っておこう…」(胃が重いのは、義務を果たさなきゃと思うから。)


愛しているも、プレゼントも、「幸せにするという仕事」のタスクになっていきます。





でも、男性にとっては前より「頑張っている」つもりなんです。

冷たくなった、なんて、そんなつもりありません。
男性の意識の中では、前より良くはなっていても、悪くなってはいないんです。



だって、そのはず。
大きな「決意」をして、前よりも必死で愛そうと「努力」しているのですから。
甘酸っぱい「気分」じゃなくって、愛すると決めて「努力」しているのですから。


なので、女性に「あなたは変わった。冷たくなった」と言われると、混乱します。


「こんなに頑張っているのに、何故?
なんで、いくらやってもこいつは満足しないんだ?
どうしたらいいんだ?
触れてほしいと言われたって…」

男性は、どうしたらいいのか、わからなくなるのです。


「もっと一緒の時間がほしい」
「もっと触れてほしい、大事にしてほしい」

そう女性に言われると、


「すでに」こんなに頑張っているというのに、
感謝されないどころか、
文句ばかり言われる。


そう感じられてきたりします。

それでも・・・「その要求にこたえなければ」と男性は頑張ります。
そうすることで女性がさらに重く感じられてきます。

そして、疲れていく・・


結婚・出産などをきっかけに、
「俺が何とかするんだ」と責任を感じ始めたときに、
男性は気づかぬうちに上下の意識にはまっていくのです。
そして、抜けられなくなっていきます。


女性がここで、たとえば



「そうか、男性は私を愛してくれていたんだ」


と想い直し、


「感謝しよう、もっとありがとうと言おう、男性の頑張りを認めてほめてあげよう・・・」


としても、問題は、本当には解決されていません。


お互いの本当の望みを隠したまま、「いい夫婦」を演じようとしても
真のパートナーシップに行き着くことはできないのです。


お互いの本当の望みは、なんだろう?
そこに、二人で近づいていくこと。

「いい夫」「いい妻」で自分を縛って安心するのではなく、
お互いの「ほんとうの声」を、聴こうとすること。

真実を見つめて積み重ねていく、
そのちいさな本当の声の積み重ねが、
二人の間に何かを育んでいくことを願って。

・・・・・・・
※この記事は大垣迅平(男性)と佐々木明里(女性)の共著です。
※シェア・拡散歓迎です♪たくさんの人に届きますように^^

 

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