女性の感覚と、男性の感覚って、
まるで正反対なくらいに違います。
お互いの感覚がわからないから気づかないだけで、
「普通」の感覚が大きく違う、という感じです。
(実際私も、男性の感覚に入って比較できるようになって初めて、女性の自分の感覚はこうなんだ、と言語化できるようになりました)
中心的な部分が、
この矢印の感覚です。
女性は、
周りからいろんな矢印が自分に向かってくる感覚があります。
この矢印は、外界からの刺激という感じで、
色や景色などの映像、
声や周りのノイズなどの音、
人の感情や、その場の雰囲気など。
男性は、
自分から矢印が外に向かっている感覚です。
この矢印は、目標に照準を合わせるという感じで、
自分が意識を向けているものがクローズアップされていて、
その周りのものは意識から消えている感じ。
女性のこの感覚は
とにかくいろんなものが流れ込んできます。
まあ、カオスな感じです。笑
いろんな感覚や情報を処理するのに精一杯で、
頭の中がごちゃごちゃしやすいし、
(自分でも自覚なかったけど)常時ちょっと混乱しています。
男性の感覚に入った後、自分の感覚に戻ってみたときに、
こんなカオスな感覚の中で生きていたのか。と思いました。笑
色々な感覚が入ってくる、流れ込んでくる、
拾ってしまう。という感じです。
ただ、だから女性は小さな変化や
異常(例えば、赤ちゃんが泣いている)に気づきやすいんです。
男性の感覚からすると女性の感覚はカオスだと感じましたが、
男性の感覚は、女性に比べるととてもスッキリしています。
あまり周りの音や刺激が入ってこない感じ。
自分の意識しているものが聞こえ、見えるといった感じです。
逆に、目標にしているもの以外は入ってこない。
(「なんでこれ気づかないの?!by妻」は仕方ないなと納得しました。笑)
そして、この感覚は、
物事が構造的に見えます。
目標があって、
そこに向かっている自分からすると、
その間にあるのは、プロセスです。
ステップが一つずつ続いているのがわかります。
男性の感覚に入った時、
驚いたのがここです。
順番に綺麗に並んでいる・・・!って感動したんです。
感覚でそれが理解できている、直感的に「わかる」んだ。って。
すごく整理されていて、
わかりやすくて、何をしたらいいかが明確。
すごいな、と思いました。
(うらやましー!!)
私はどちらかというと、女性の中では構造的に捉えるのが得意な方だと思うのですが、
それは男性のように直感的に捉えているのとは違っていて、
女性の他の能力を使って補っていたのかも、と感じました。
(全体を把握する能力を大きく広げて捉えている感じ)
ここは、本当、男性がうらやましい!!笑
いいなー!!
もちろん、それぞれの感覚にメリット、デメリットがあって、
女性の感覚はその受け取る力、繊細さが大きな武器にもなるのですが、
この世界(特に資本主義社会)は、
この目標・プロセスを把握して獲得に向かう感覚を持っている
男性のほうが、生きやすいです。
(会社の仕組みなんかも、この感覚がベースになっているし)
さて、まずは男女の感覚を、
内に向かう矢印、と、外に向かう矢印、
という視点から解説しました。
これ、学校なら「テストに出るよー!」っていうくらい、
重要なポイントです。
ここから、女性のあれこれ、男性のあれこれが紐解いていけます。
また書いていきますね。
コメント